空気遮断によるカビ対策
カビのほとんどの種類は、呼吸のために酸素を必要とします。
酸素がなければ、生きていくことができません。
この性質を利用した防カビ法です。
昔から、もちを水に漬けて保存する水もちは、酸素を遮断してかび防止の効果をあげる保存法です。
空気には約2割の酸素が含まれていますが、容器の中に脱酸素材を封入して密閉すると、容器内の酸素濃度は0.1%程度になるので、この中に入れた食品にはカビは生えません。
脱酸素剤は、粉状あるいは粒状の鉄の化合物で、それ自身が酸化することで酸素を消費し、結果として、容器内の酸素濃度を下げます。
缶入りの海苔やコーヒーは、缶の内部の酸素を完全に除去すると、予想以上に効果のあることがわかっています。
箱入りの菓子、袋づめのピーナツやクッキー、最中や饅頭やケーキを包んでいる包装紙の中に20×20ミリぐらいの酸素吸収剤が入っていることがあります。
これは、十分な効果が期待できません。
包装や袋を通じて外部から内部に酸素が侵入するためです。
酸素を侵入させないためには、かなり厳重な工夫が必要です。
家庭で使うお茶の缶では不十分です。
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